驚くほど甘いオーガニック玄米甘酒の作り方の紹介です。
甘酒を食べる?
甘いものが食べたくなったとき、チョコレートや果物に手をのばすこともあれば、甘酒を食べることもあります。
飲むのではなく「食べて」いるんです。
薄めて飲み物にせず、シナモンをかけてそのままいただきます。甘みが凝縮されているので、このくらいの量で満足します。
そして、体がしゃきっとします。
甘酒のすごさを知ったきっかけ
甘酒を生活にとりいれるようになったきっかけは、数年前に日本からのお土産でオーガニックの玄米甘酒をいただいたことでした。
授乳と慣れない育児で疲れぎみの体が、ひと口の甘酒で元気になりました。
甘酒の効果を体感し、そのときから「常備したいな〜」と思うようになりました。
甘酒づくりに必要な麹と玄米
甘酒をはじめ、塩麹、醤油麹、味噌づくりには麹が必要ですが、日本から送るのは手間です。
なんとか自分たちでつくれないかということで挑戦してみました。
その自家製麹から玄米甘酒をつくっています。原材料にはオーストラリア産のオーガニック米を使っています。
もちろんオーガニックでなくても、麹と米があれば驚くほど甘い甘酒が簡単につくれます。
オーブンで甘酒をつくる方法
炊飯器を使う方法もありますが、我が家の炊飯器はとても古く、長時間の保温がうまくいきませんでした。オーブンを使うと簡単だったので、この方法になりました。
まずはオーブンを60度に温めます。
炊飯器で玄米を3合炊きます。水分はあとで調節するので、かためでもやわらかめでも、適当でかまいません。
玄米の場合は、ハンドブレンダーを使って玄米の殻をくだいておくと甘みが増すようです。
水かぬるま湯を加えながら、どろどろのおかゆ状にしていきます。このくらいのゆるさにします。
玄米の炊き方や加えた水分の量にもよりますが、このときにはおかゆ状にして1037gありました。
そこに、準備しておいた麹(おかゆと同量)を混ぜ合わせます。この日は1000gの麹を使いました。
ざっくりと混ぜながら温度を調節します。
甘酒づくりに最適な温度
甘酒づくりに最適な温度は50〜60度といわれていますが、わたしは55度が一番いいと思います。
それより高いようなら水を足すか、そのまま冷えるまで待ちます。低いようならお湯を足すか、オーブンの温度を一時的に100度くらいにします。
58度をこえないように温度計をセットしています。
55度におちついたらオーブンに入れます。
オーブンの温度は60度です。はじめの一時間ほどは温度を気にするようにしています。途中、様子をうかがいながら2〜3回ほどスプーンで混ぜて味見をします。
6時間でも甘くなりますが、8時間くらいだとさらに甘みが増します。
自家製玄米甘酒の完成!
もう十分に甘いと思ったら完成です。
もう一度ハンドブレンダーで混ぜて、冷めたら小分けにして冷蔵庫か冷凍庫で保存します。
わたしは一度に大量につくって冷凍するのでこの分量ですが、半量でももちろんできます。