日本人にとって大掃除といえば年末にするものですが、オーストラリアでは「Spring Cleaning」といって春に大掛かりな掃除をする習慣があります。
思いたったときが大掃除
時期はずれではありますが、先日、自分たちでカーペットクリーニングをしました。
土足でカーペットにあがる生活はしていないし、週2回はルンバをまわしているので汚れを気にしたことはありませんが、業者さんに頼んで掃除してもらってから5年になります。
「そろそろクリーニングしないとな〜」と思っていました。
カーペットクリーニングに必要なもの
今回は家具を移動させながら隅々まで掃除したかったので、「Bunnings」でカーペットクリーニング用の道具を借りて自分たちですることにしました。
カーペット専用の掃除機は24時間だと38.60ドルで借りられます(2018年1月)。
一般的な3ベッドルームの家なら、これで十分だと思います。
部屋数の多い家の場合は、48時間で借りるといいかもしれません。47ドルです。
Bunningsの人に相談して、専用の洗剤(Britex Deep Cleaning Carpet Cleaner – 2L、20.80ドル)、泡立ちにくくする液体(Britex 500ml De-foamer、7.99ドル)そしてシミ用の洗剤(Britex 500ml Spot N Stain、9.85ドル)を買いました。
3ベッドルームなら1Lの洗剤(12.49ドル)で大丈夫ですが、我が家は5年ぶりのクリーニングなので大容量のものにしました。
におい対策用の洗剤などもあるので、汚れの原因にあわせて選ぶといいと思います。
カーペットクリーニング用の道具の借り方
借りるとき、身分証明証(ドライバーライセンスなど)を提示し、携帯電話番号を知らせます。その場で携帯電話に確認コードが送られてくるので、内容を伝えたら本人確認が終了します。
そしてデポジット100ドル、掃除機と掃除機の先につける小さいめのノズル(Britex Upholstery Wand、5ドル)のハイヤー費用、洗剤類の料金で合計182.24ドルを支払いました。
掃除機を返却したら100ドルは返金されるので、実費は82.24ドルです。
カーペット用の掃除機の使い方
家具を移動し、あらかじめ掃除機をかけておきました。
さ、今からカーペットクリーニングです。
規定の量のお湯を入れます。
泡立ちをおさえる液体や洗剤を入れます。
カーペットクリーニング、スタート
同じ場所を何度か前後するように、ゆっくり動かしながら掃除機をかけていきます。
カーペットクリーニング屋さんの車を近所で見かけると、しばらくは外まで音がきこえていますが、この掃除機も同じでした。
大きな音がします。
途中経過とクリーニング後のカーペット
入れた洗剤やお湯がなくなると、追加します。
そのときに掃除機にたまった水を流すのですが、これを見ると「もっと頻繁にクリーニングをしないと!」と思いますよ。
それほど汚れていました。
クリーニング後のカーペットはぬれているので、窓をあけっぱなしにして乾燥させます。
季節にもよりますが、3〜5時間で乾きます。
夫がかなり丁寧に作業をするので、2日間かかりました。その結果、見た目の清潔さはもちろんですが、毛が立ち、ふっかふかになりました!
さいごに
業者さんに頼むと労力はかかりませんが、すべての家具を移動して掃除してくれるわけではないと思います。自分たちですると100ドルかかりませんが、時間も体力も費やします。
なにを優先して、どちらを選ぶかですよね。
家具を動かすときに収納を見直したり、整理整頓ができたりするので、わたしたちは半年後にまた自分たちでしてみようと思っています。