オーストラリア・クィーンズランド州の小学校ではターム2がはじまっていますね。ターム1は、保護者が準備する行事や発表があり、あっという間でした。
「いったい教室では、どんなことをしているのかな〜?」と思っていたのですが、先日、先生との親子面談で謎がとけました。
今日は、オーストラリアの小学校(プレップ)、ターム1ではどんなことを学んでいたのか書こうと思います。
ターム1を振り返って
面談は先生とじっくり話せるいい機会です。
ききたいことは山ほどありましたが、こちらが口をひらくより先にほぼすべての疑問に応えるべく要領よく伝えてくれました。
たとえば英語。下記のような内容について「最初はこれだけだったのが最後の週にはここまでできましたよ」と説明がありました。
テストをして数字がでているので、どれだけ理解力が高まったのかひと目でわかります。
- 大文字と小文字の識別
- すべてのアルファベットの音を知っているか
- 自分の名前が書けるか
- s,a,t,p,i,nについて
- ライミング
- 音のブレンディング(c-a-tならcat)
算数も項目を細かくわけて説明がありましたが、長くなるので今日は省略します。
「たった10週間で、こんなにもいろいろとわかるようになったのか〜」と驚きましたし、先生方にも心から「ありがとうございます」を伝えました。
驚いたこと
家で、読み方のアクティビティをしていたときのことです。
アルファベット・カードをつくっていると、息子が手伝いたいといってペンを持ち……、
わたしが書いた「d」の下にラインを引きました。
「これは、なに?」ときくと「p」と間違わないようにこうするんだとこたえました。同じように「W」と間違わないように「M」にもアンダーラインを引いています。
こういうことも学んでいるようです。
それから小文字の「k」ですが、クィーンズランド州では息子が書いているような形が正しいそうです。わたしが普段書いているものと違うことを知りました。
数字の「4」も、家で教えていたものと違ったので驚きました。「お父さん、お母さんは、こう書くんですよね?」と先生に指摘されて、はじめて知りました。
そういえば「7」も日本とオーストラリアでは違いますよね。
そして、間違いもあります。好きなテレビ番組のタイトルを書いていたら、「J」が反対です。数字の「3」も反対になるときがあります。
先生からは「文字や数字が反対になることは、今は問題ではないですよ」といわれました。
さいごに
楽しんで学校に通っているので、それで十分だと思っていましたが、10週間でどれだけ学習面の成長があったのかを知れたことはよかったです。
そして現時点での印象ですが、先生が一方的に教えているのではなく、子どもたちがアクティビティに参加して手を動かす時間が多いようです。