ゴールドコースト・サーファーズパラダイスで、おいしいランチが手頃な値段で楽しめる「Ocean Seafood」の紹介です。
追記:閉店したようです。
地元住民に親しまれる人気レストラン
観光地のサーファーズパラダイスにあって、値段が高すぎるでもなく、メニューが流行りに左右されるわけでもなく、地元の人たちに親しまれながら静かに続いているチャイニーズ&マレーシアン系のレストランです。
はじめて訪れたのは2003年くらいだったので、少なくとも15年以上、営業していると思われます。
レストラン入り口や店内は、いつ訪れても変わることなく。
ランチ時間には、周辺で働く人たちやテイクアウェイをする人たちで賑わっています。一人でも気にすることなく食べられますよ。
ディナーには大勢でテーブルを囲む団体さんがあるなど、チャイニーズレストランという雰囲気になります。アルコール類も充実しています。
本格的なチャイニーズ&マレーシアンメニュー
わたしの知る限り、一度だけ値段が上がったようですが、ランチスペシャルは、10ドル前後のものがほとんどです(2018年)。
夜はディナーメニューがあり、値段も量も違います。
もう何度も食べた「イポーフォーファン(Ipoh Ho Fan Rice Noodel)」は9.80ドル。
とろみのある卵ソースがライスヌードルによくからみ、優しい味わいが特徴です。米麺を一度焼きつけてあるのか、香ばしさもあります。
具材はプリップリの海老やイカ、チキン、青菜などです。辛くないのでお子様でも大丈夫ですよ。
「ハイナンチキンライス(Hainanese Chicken and Rice)」もお気に入り。こちらも9.80ドル。
蒸したチキンにチリソースをかけるとシンプルながらもしっかりした味になります。
鶏肉の出汁で炊いたと思われるごはんは味わい深く、食後に重たくならない一皿です。
みんなでシェアして食べるときには「特製チャーハン(Special Fried Rice)」はいかがでしょう。こちらも9.80ドルで、パラパラっと炒まったごはんに具沢山です。
この日は辛いメニューを注文していませんが、XOソースを使ったヌードルなどもおすすめです。
「海鮮のXOソース焼きそば(XO Sause Seafood Fried Noodle)」は揚げ麺にシーフードと野菜がたっぷりの辛いソースがたまりませんし(11.80ドル)、「ハーミー(Har Mee)」も辛さで汗をかきつつも箸がとまらないヌードル(9.80ドル)です。
さいごに
最近では10ドル前後のランチというとなかなかむつかしいですが、この内容・味でこの値段というのは良心的です。
具材や麺の火の通り具合が絶妙で、まねできない仕上がりなのも嬉しい。
アジア人だけではない客層からも、長く続いていることからも、派手さはありませんが、人気店なんだと思います。