オーストラリアで鶏胸肉の値段はちょっと高いめですが、脂身が少なく高タンパク質なので人気があります。
調理の仕方によってはパサつきがちな鶏胸肉も、低温真空調理器具のAnovaを使えば、しっとりした食感と胸肉の旨味が堪能できます。
以前に紹介した鶏ハムレシピは当ブログの人気記事になっています。
いっぱいつくって冷凍しておける鶏ハムは我が家の定番なのですが、今回は温度や時間を変えて、別の食べ方をしてみました。
鶏胸肉をしっとりジューシーに低温真空調理する
鶏ハムのときのようにソミュール液につけないで、そのままAnovaにまかせてみました。
鶏胸肉700gに塩こしょうし(使いきりたい自家製塩麹が残っていたので今回はそれを使用)、オリーブオイルと一緒に密封できる袋に入れて空気をぬきます。
いろいろなレシピを参考にして、今回は60度で2時間に設定しました。
ここからはAnovaが調理してくれるので、その間に野菜と中華風クリーミーソースの準備をします。
野菜はさっと炒めてから蒸すと簡単
3人分の野菜の分量です。蒸すとかさが減るので、もっとあっても食べられます。
冷蔵庫にあったものばかりですが、白菜、ネギ、えのき茸を適当な大きさに切ります。
ごま油でさっと炒めます。中火くらいかな。
弱火にして蓋をします。
5分もしないうちに火が通り、しんなりします。
途中、生姜があったことに気づき、スライスして加えました。生姜は千切りのほうがいいのですが、この大きさだと子どものお皿から簡単にとりだせます。
そして、軽く塩こしょうして味を整えます。
洗い物を少なくするために、中華風クリーミーソースは同じフライパンを使います。野菜をうつしかえたらキッチンペーパーでフライパンをさっとぬぐい、牛乳と鶏ガラスープの素を中火にかけます。
必要なら塩で味を整え、片栗粉でいい感じにとろみをつけます。
野菜とクリーミーソースは、鶏胸肉が完成する30分くらい前から調理するのがいいタイミングです。
さいごに
今回も鶏胸肉はしっとりジューシー、パサつきは一切なし! やっぱり、Anovaはすごい。
鶏ハムのときには61.5度なので、今回の60度は「ちょっと低いかも?」と思ったのですが、大丈夫でした。
食べやすくスライスした鶏胸肉と野菜をお皿に盛りつけ、中華風のクリーミーソースをたっぷりとまわしかけ、大人用には黒こしょうをがりがりっとふるって完成です。
野菜はさっぱり、鶏胸肉もあっさり、クリーミーソースといっても生クリームは使っていないので、まったくお腹に重たくありません。
家族にも好評ででした!
つい同じ設定&同じ味付けで低温調理しがちですが、もっといろいろつくってみようと思いました。