冬の野菜の一つで、あると嬉しい小松菜。
ゴールドコーストのスーパーマーケットでは、時期によって「Choy Sum」がでまわり、これが小松菜に近いと思います(小松菜と同じアブラナ科)。旬なので、値段も2ドル前後で見かけます。
先日、我が家の家庭菜園でけっこう立派な小松菜が収穫できたので、お漬け物にしました。
まずは収穫して下準備
さっそく息子に収穫してもらいました。
落ち葉拾いや草むしり、収穫など、時々、夫は息子に手伝いをするよう言いわたします。料理されて目の前にだされたものが、どこからどのようにきているのか、ほんの一部でも息子が知っていたらいいのかな〜と思っています。
感謝してほしいのではなく、庭いじりや収穫の記憶が息子のどこかにとどまっていれば、いつか食べることや料理、健康など、なにかに興味をもったとき、この経験や記憶がつながっていくかもしれません。
わたしに農作業の思い出がないので、庭仕事をする夫を見ていると「どんなことでも、小さな頃の経験って宝だな〜」と思うことがあります。
まな板からはみだすくらい立派です。あ〜、嬉しい。
農薬や肥料を使っていない小松菜なので、水でよく洗います。根本も切ります。
それから熱湯をさっとまわしかけると、しんなりして漬物容器に入れやすくなります。
小松菜の漬け方
2〜3日で食べられる、昔ながらの、なつかし〜い気分になるお漬け物をつくります。古漬けのような感じです。
収穫した小松菜は160gでした。
わたしが葉もの野菜を乳酸発酵させて漬けるときには、塩は野菜の3%にしているので、今回は4.8gの塩を用意しました。
漬物容器にしんなりした小松菜をくるくると入れながら、まんべんなく塩をふります。
気温が20度をこえるような場合には、傷んでしまうともったいないので、最後に小さじ1/2程度の塩を表面にふりかけるようにしています。
今は冬で、気温が10〜20度なので追加の塩はしていません。
つまみをまわしてぎゅうっと押しこむ必要はなくて、軽くおさえている状態です。
常温で丸一日たった様子です。少しかさがへって、水があがってきました。
2日目の様子です。ずいぶんと水があがってきました。
蓋をあけてみたら、おばあちゃんの家にあるような、古漬けの匂いがします。完成です。
さいごに
ガラスの容器に液ごとうつしかえました。冷蔵庫で保存します。
白ごはんはいうまでもなく、細かく刻んだらおにぎりにもぴったりです。
塩だけで漬けたシンプルなお漬け物なので、毎日食べてもあきません。