【ダニアレルギー対策】Dyson空気清浄機の使用感と得た効果、電気代など

Dyson Purifier Cool空気清浄機

息子のダニアレルギーとダニアレルギー対策についてシリーズで書いてきました。最後に強調しておきたいのが、Dysonの空気清浄機能付き扇風機の使用感や効果についてです。

アレルギー専門医にすすめられたDysonの空気清浄機

アレルギー専門医のところでフォローアップ診察を受けていたとき、ふと思いついたので空気清浄機の効果についてたずねてみました。すると「いいと思うわよ。買うならDysonをおすすめします」と返事が返ってきました。

オーストラリアの家電量販店にいろいろなメーカーの空気清浄機が売っていることは知っていましたが、口コミをチェックしたりリサーチしたりすることなく、専門医のアドバイスをきくことにしました。Dysonにしぼって検討するにしても、いくつかの種類がありました。悩むところですが、Dyson Australiaのチャット機能を使って疑問点を質問し、「Dyson Purifier Cool™ purifying fan (white/silver)」というモデルを買うことにしました。

加湿機能がついたものもありますが、湿度はダニ対策の天敵なので、シンプルに「空気清浄機能付き扇風機」にしました。日本のDysonだと「Dyson Purifier Cool™空気清浄ファンホワイト/シルバー (TP07 WS)」になります。

Dyson Purifier Cool™空気清浄ファンを組み立て、理解する

Dyson Purifier Cool空気清浄機

これらが“高性能HEPAフィルター”で、空気清浄機能の大事なパーツです。空気中のウィルスや花粉、ハウスダスト、PM0.1まで捕らえてくれるところですね。

製品全体では、PM0.1を99.95%閉じ込めて、確実に空気を浄化するそうです。

部屋の空気がどのように清浄されるかについては、システムの説明や製品の特徴が詳しく書かれてあるので、Dysonのウェブサイト(日本語)を参考にしてみてください。

Dyson Purifier Cool空気清浄機

Dysonのほかの製品同様、組み立ては簡単でした。高性能HEPAフィルターを本体にカチッとはめこむだけです。

Dyson Purifier Cool空気清浄機

リモコンはマグネット式で本体にとりつけられます。ここに置いておけば、紛失してしまう心配なし。

Dyson Purifier Cool空気清浄機

ただ、せっかくのリモコンですが、ほとんど使っていません。空気の状態チェックをしつつ、アプリから操作しているからです。買ってから1ヶ月になり、その間、ずっと空気の状態をモニターしています。

簡単な組み立ての次にすることは、「Dyson Link」アプリと本体の接続です。ペアリング作業も簡単でした。アプリを携帯電話にダウンロードして、指示に従って進めていけば数分で完了します。

Dyson Purifier Cool空気清浄機のアプリ画面

上の写真はアプリ画面の例ですが、アプリをひらくと向かって左端のような画面になります。パッと見て、温度や湿度、部屋の空気がきれいかどうかがわかります。

上にスクロールすると、空気質、PM2.5、PM10、VOC、NO2、温度、湿度をそれぞれ切り替えてチェックができ、1週間分の推移がグラフになって表示されています。“PM2.5”や“PM10”の“PM”はよく見聞きしますよね。空気中に浮遊している粒子状物質のことです。数字の大きさによって分類があり、健康上の影響も知られていますよね。“VOC”とは揮発性有機化合物のことで、臭気を発する物質のことです。“NO2”は二酸化窒素のことでです。

それぞれの量を頻繁にチェックすることはありませんが、掃除をしたり、掛け布団をバサバサしたりすると、すぐに反応して真っ赤になります(上の写真向かって右端)。“とても汚れている”と表示されても、理由がわかっているので気になりません。

Dyson Purifier Cool™空気清浄ファンの我が家での使い方

Dyson Purifier Cool空気清浄機

繰り返しになりますが、我が家では息子のダニアレルギー 対策のために、この空気清浄機を買いました。なので目的は、寝ている間に掛け布団などの寝具から飛び散るダニ(やその死骸など)をできるだけ息子が吸い込まずにいられる状態にすることでした。どれだけ対策していても、ダニをゼロにすることはできないですし。

シャワーや日本語書籍の読み聞かせをおえ、息子がベットに横になるのは午後7時ごろです。だいたい午後6〜7時ごろに空気清浄機をオンにするようにしています。風量は10段階で調節でき、強さを“5”以上にすると、運転音を意識してしまうくらいの大きさになります。寝る直前には“1”にしています。息子が眠るタイミングで“1”にして、朝までつけっぱなしにしていても、運転音はまったく気になりません。朝までぐっすり眠れています。

参考までに、今している設定についてお伝えしますね。風量が“1”、首振り、スリープタイマー、オートモードを“オフ”、そしてナイトモード(静音運転で、ディスプレイの輝度が落ちる)を“オン”、送風方向を“背面”にして、息子の枕元に置いています。こうしておくと、ディスプレイの明かりや音が気になることもなく、きれいに浄化された空気が息子の顔まわり(上半身)に届く流れになり、翌朝のダニアレルギー症状がゼロにまで改善されました。

“オートモード”にしておくと、空気中の汚染物質を自動で検知し除去してくれるようです。置く場所や目的によって、設定はいろいろと変えたほうが良さそうですね。

さいごに

ハウスダストやダニなどをできるだけ駆除すること、増殖しない環境を保つ対策も続けていますが、この「Dyson Purifier Cool™ purifying fan (white/silver)」の効果は大きいと実感しています。

どんなに努力してもダニをゼロにすることはできませんが、できるところまでやって、なおかつ空気清浄機のおかげで空気中に浮遊するダニ関連物質を吸い込まなくなった結果、息子のダニアレルギー 症状がまったくなくなったのかなと、今のところそう判断しています。

ちなみに夜中つけっぱなしで電気代はどうなる? と気になりましたが、上記の設定で使っていると電気代が上がることはないようです。ソーラーシステムを導入したからわかることですが(電気会社のアプリに日々、1時間ごとにいくら使っているか表示される)、空気清浄機の導入以前と比べても目立った違いはありません。

息子もわたしたち夫婦も花粉症などのアレルギーはないのでわかりませんが、ダニアレルギーには効果がありました。もっと早くに買っておけばよかった!

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