シリーズ化している“DIY”記事、今回はペンキについてのちょっとしたアイデアを紹介します。
そもそもは、息子のダニアレルギー対策として古いカーペットをとりのぞき、フローリングにすることだけが目的でしたが……。
セルフリノベーションとそれに伴う大掃除や片付けを続けていくうちに、「あそこも、ここも」と手を入れたい範囲がどんどん広がっていきました。
フローリング作業に続いて、ベースボード(Skirting Boardともよばれている部分)やドアのペンキ塗りもしました。
そして、ペンキ塗りに必要な道具類もあることだし、「どうせならキッチンの雰囲気もかえよう!」ということになりました。
キッチンの収納の扉にペンキを塗ってみました。
上の写真がセルフリノベーション前です。そして、下がペンキを塗った後の写真です。
色温度を考慮し、家中の電球をとりかえたこともあり、より明るくなって嬉しい!
ペンキを買う前にサンプルを手に入れよう
ベースボードやドアのペンキ塗りに使ったペンキは“Vivid White”です。その残りを使ってもよかったのですが、タイルや壁の色との兼ね合いを考え、もう少しやわらかい白でもいいのかなと思いました。
“白”と言っても、何種類もあるので迷います。
まずは、Bunningsのペンキコーナーにずらっと並べてある紙のサンプルや色パターンをもらってきては壁に貼ったり、収納扉に貼ったりして、我が家の雰囲気と合うかどうかをみてみました。
そうして2色まで絞りこみました。
それでも決めかねるので、ペンキのサンプルを買って端切れの板に塗ってみることにしました。“Antique White”と“Natural White”です。100mlで$5.90でした。
実際に板に塗ってみて、家の明かりの中で確認すると、仕上がりのイメージがつかみやすくなります。雰囲気がガラッとかわる場所にペンキを塗るときには、まず、何種類かサンプルを買うことをおすすめします。
ちなみに、我が家のキッチン収納の扉には“Natural White”を塗りました。
調合して色をつくっておくと便利!
それから、重宝しているのが、室内の壁のオリジナルの色と同じ色のペンキです。壁のペンキ塗りまでするつもりはありませんが(いや、いつかはしてみたい気もします)、ところどころ剥がれていたり汚れていたり、気になるところは多々あります。
そこで、2cm四方くらい壁を削ってBunningsへ持っていき、まったく同じ色をつくってもらいました。これは至るところに使えるので便利!
残ったペンキの有効利用
使いそうなギリギリの量のペンキを買っていたのですが、やはり買い足す必要がありました。結果、やっぱり残ってしまうんですよね。
残ったペンキの使い道ですが、パワーポイント(スイッチカバー)の色の変更に役立ちました。
経年劣化というか、日焼けというのか、パワーポイントがかなり黄ばんでいました。床やベースボードの色が新しくなったら、黄色っぽいパワーポイントが目立つ!
売っているものは形が合わないことがあるし、パワーポイント全体を新しくするのはエレクトリシャン(電気技師)の仕事です。素人が電気関係をさわるのはよくないということで、とりあえず残ったペンキを塗ってみたら、黄ばみの存在が気にならなくなりました。あぁ、よかった(笑)。
さいごに
ペンキ塗り作業はおわったかと思いきや、タッチアップしないといけないところはまだあります。ボチボチと進めていくつもりです。