シリーズ化している“DIY”記事、今回はタイルの床がスッキリする目地の掃除方法について。
我が家のタイル掃除遍歴
オーストラリアではタイルのお宅が多いと思うのですが、皆さん、掃除はどうされているのでしょう?
我が家では、床掃除はルンバに任せっきりで、たまにウェットなクイックルワイパー系のものを使っていました。
以前はスチームクリーナーでタイルの汚れをとっていたこともありました。スチームの力は偉大で、汚れ落ちもよかったのですが、びしゃびしゃになったタイルが乾くのを待つ必要があるし、スチームクリーナーの長いケーブルをひきずりながら掃除するのが苦手でした。
ということで、念入りに掃除することなく過ごしていたら、タイル全体がくすんでいることに気がつきました。よくよく見ると、目地が黒ずんでいます。タイルと目地の境目にも汚れが付着しています。
汚れやすいキッチンのタイルは上のような状態でした。グレーの目地の元の色がわからないくらい、黒ずんでいました。
業者さんに頼んでタイル全体を張り替えることまで考えていなかったので、あくまで“DIYリノベーション ”の範囲でできることをしてみました。
目地を白くすると、見違える!
上の写真は“目地掃除後”のものです。ずいぶんスッキリしましたよね。
タイル 1枚分の四隅の黄色っぽい汚れも落とせるかと思い、いろいろ試したのですが、これは模様でした。残念!
目地をキレイにすると、タイルそのものも明るく感じます。そしてキッチンだけではなく、リビングルーム全体の目地掃除をしたら、広く感じるようになりました。
目地の黒ずみ掃除の効果、あなどれません。
目地の掃除方法
まずはジフで、目地を含むタイル全体をこすり洗いしました。電動ドリルにアタッチメント「Craftright 3 Piece Drill Brush Set」をつけて汚れを落とし、ジフのぬめりがなくなるまで水拭きを繰り返します。
雑巾では大変なので、水拭きはモップを使いました。けっこうな作業量なので、スペースを区切って少しづつ進めました。
上の写真の緑色のモップセットは、Sabcoというメーカーのもので、手軽に使えるところがとてもいいです。全く同じ商品が見つかりませんでしたが、Bunningsで買いました。「Sabco SupaDry Spin Mop And Bucket Set」と似ています。
清潔になった目地に「Dunlop 800g Ready-To-Go Coloured Grout – White」を塗り込んでいきます。目地のことを“Tile Grout”と呼ぶようで、いろいろな方法でキレイにできます。関連商品もいろいろとあります。
ありすぎてどうすればいいのかわからなかったので、動画などで使い方や掃除の仕方を調べてみて、手軽にできそうな方法を選びました。
Tile Groutの色もいろいろあったので、タイルや壁の色、部屋の雰囲気で選ぶといいかもしれません。
さいごに
Tile Groutが乾燥するまで1日かかります。冷蔵庫や家具など重たいものを配置するまでは、1週間ほど待ちました。
少しづつでも手を入れることで、古い我が家が違っていく様子は楽しいものです。ちょこちょこと気になる点はまだありますが、DIYリノベーションは終えています(熱が冷めたともいう)。次回の“シーリング”について記録したら、このシリーズもひと休みかな。
読んでくださり、ありがとうございました。