庭仕事にマメな夫が「ニラが大量に収穫できるけれど、どうする?」ときいてきました。我が家の庭の数カ所で、ぐんぐん成長しているニラ。
タイミングがあえば、遊びにきてくれたお友だちにおすそわけしますが、今回はその予定もなし。毎日ニラを使うわけでもないし……。で、ニラの保存方法を調べてみました。
いろいろありましたが、なんせ、我が家のニラは大量なのです。ちょっと冷凍しておくとかいうレベルではない。
それで、塩気を強めにして味をつけて、常備菜として冷蔵してみました。それが、おいしくって、使い勝手もよくって、いたんでしまう前に消費できた!
ということで、大量のニラが手にはいった方でも、または200gくらいの束を買った方でも、簡単にできる常備菜レシピを紹介しますね。
まずはニラを洗ってカットする
収穫したニラを洗います。その際、変色している部分などはとりのぞいておきます。
これで200gほどあります。
キレイになったニラを、適当でいいので、食べやすい長さにカットします。わたしは、2〜3cmくらいが食べやすいし、あとで調理するときにも便利です。
味つけする
いつも適当な分量で味つけしていますが、今回はレシピになるように計って仕込みました。
そのまま食べても大丈夫(ニラの生っぽさ&からさが気にならない)な調味料の分量で、ニラ200gに対して、ごま油が大さじ3、醤油が大さじ3、塩が大さじ1です。
これらをすべてあえるだけ。ガラスの容器で保存するのがベストですが、たまたまあいているものがなかったので、プラスチックの容器を使いました。プラスチックだとニラの匂いが容器に残ってしまうので、おすすめしませんが。
あえて冷蔵庫にいれたら、半日くらいで食べられます。冷蔵庫で2週間はもちます(3週間くらいたっても大丈夫なこともありました)。
塩気とポイント
せっかく味をつけて保存したのに、時間の経過とともにいたんでしまうのはもったいないですよね。
夏場はとくに、塩気を強めにしていたらニラから水気がでてきて、上の写真のようになってしまいました。これはこれで使えるので問題ありませんが、今回紹介している分量だと、水分はでてきませんでした。
1週間くらいで使ってしまうなら、塩は小さじ1程度でもいいですし、そこは調節してみてください。
それからポイントとして、ごま油の量によっても完成度がかわります。わたしは、ニラの量に対してごま油をケチったことがありますが、そうするとオイル漬けにならないようで、ニラの生っぽさとからさが気になり、火を通さないとちょっときついな〜という感じでした。
なので、ごま油の量は「ちょっと多いかな〜」というくらいのほうがおいしくできます。
ニラの常備菜は食べ方いろいろ
半日たったら食べられます。ごはんの上にのっけてもいいし、冷奴の薬味としてもバッチリです。
ニラの生っぽさが気になる方は、ほかの食材と炒めるのがおすすめです。少量の油をひいたフライパンでニラをさっと炒め、卵をおとしてざっくり混ぜるだけでも立派な一品になりますし、野菜炒めに混ぜ込んでも。それから、チャーパンにおすすめ!
わたしは豚肉を買ったときに塩豚として熟成させるのですが、その塩豚と白菜、このニラを一緒に蒸しても最高です。
さいごに
家庭菜園をしていると、「たくさん収穫できたけれど、どうしよう?」ということがままあります。
もったいないことにならないように、その都度、方法を考えていると新しい発見があります。ニラの常備菜もその1つでした。
そのまま食べてもおいしいくらいに味がついているので、常備してあると、とっても便利ですよ。