真空パック機「Anova Precision Vacuum Sealer Pro」を購入しました。今回は使ってみてのレビュー記事です。
低温真空調理器具「Anova」で簡単調理をするときに、いつも使っていたのがAnova用のシリコン製のジッパー付き専用袋でした。
Anova本体を買ってすぐに追加で注文したので、5年は使いました。お肉類を調理することが多く、食洗機&手洗いをしていても汚れが目につくようになってきて「買い替えどきかな〜」と思っていました。
そんなとき、以前、広告で目にした“真空パック機”を思い出しました。週に1回の買い物のあと、お肉類を小分けにして冷凍したり、野菜をみじん切りして使いやすい分量にわけて冷凍したりするので、使い道がいろいろあるのではないかと思ったのです。
30分ほどリサーチして、「Anova Precision Vacuum Sealer Pro」を見つけ、セール中だったこともあり、Anovaのウェブサイトで即、注文しました。
「Anova Precision Vacuum Sealer Pro」真空パック機購入のポイント
Anovaの純正でも数種類ありますし、真空パック機もたくさんのメーカーからでています。オーストラリアで有名どころは「Food Saver」かな。大型電気屋さんでも、デモンストレーション販売していました。
我が家が「Anova Precision Vacuum Sealer Pro」に決めたポイントは、ハイパワーのダブルシール機能です。調味液につけこみながら低温真空調理することがあるので、液がもれにくいほうがいいかなと思いました。
「Anova Precision Vacuum Sealer」より奥行きがあるのですが、これからよく使うだろうからということで“Pro”を選びました。ちなみに、Anova専用でなくても、ジッパー付きバッグから空気をぬく機能もついています。
「Anova Precision Vacuum Sealer Pro」本体がセール価格で$159.99、予備の「Anova Precision Vacuum Sealer Rolls」2本入りが$32.99でした。
気になるのが安全性でした。低温とはいえ加熱調理をするので、「Anova Precision Vacuum Sealer Bags & Rolls」の概要をチェックし、素材についてや、何度で何時間までは大丈夫など納得できたのも購入のポイントでした。
Bags were tested at 65°C for 72 hours, 80°C for 30 hours and 100°C for 4 hours
Bags can withstand -26°C in the freezer up to 90 days
引用元:Anova
「Anova Precision Vacuum Sealer Pro」真空パック機の使い方
あらかじめ袋になったものも売っていましたが、我が家は素材に合わせて袋の大きさを決めたかったので“ロール”を使うことにしました。
まずは袋の底になる部分をシールします。
「Seal」ボタンを押してしばらくしたら、“ダブルシール”完了です。底が密封されました。そして、素材に合わせて高さを決めてカットし、袋をつくります。
いよいよ素材を入れて、真空パックにします。今回はステーキ用にミスジ肉、にんにく、ローズマリー、オリーブオイルを入れてみました。
オリーブオイルが入っているので「Moist」を選び、「Vacuum&Seal」ボタンを押します。
すると、みるみるうちに空気がぬけて真空パックのできあがり! 10秒くらいです。
袋の底と同じく、上もダブルシールでぴっちりと密封されています。
さいごに
袋の閉じ口にオリーブオイルや調味液がついたら、水やケースが汚れて洗うのが面倒なんですよね。そこで、Anovaのウェブサイトで別売りしているケースを参考に、我が家でも下の写真のように、袋の閉じ口が沈まないよう工夫してみました。
ただ、しっかり密封できているので袋がぷかぷか浮かんでくることがなく、安定して水につかっています。
ちゃんと、閉じ口が水面上にでているので、水もケースも汚れ知らずです。そして調理後の袋は捨てるので、かなり手間がはぶけます。環境面でいうと、シリコン製の袋を使いまわすほうがエコですが……。
とにかく、Anova調理用にとても使い勝手がよかったので、食品の保存や冷凍用など、ほかにも利用してみようと思います。