納豆は簡単につくれます。ゴールドコーストでも納豆は売っていますが、我が家でが毎日食べるのでつくったほうが経済的です。
今日は自家製納豆づくりの手順を紹介しますね。
つくりはじめて10年以上になりますが、失敗したのは一度だけです。
納豆づくり、まずは失敗の原因
失敗の原因をさきに書いておきますね。
使うもの(レードルやザル、スプーンなど)をちゃんと煮沸していなかったからです。使う直前に、熱湯をざぁっとまわしかけておくことをおすすめします。
納豆づくりの手順
まず、乾燥大豆(オーストラリア産のオーガニック大豆を使用)を一晩水につけておきます。
うちにあるカップに3杯分(530g)を一回で仕込みます。
水でもどした大豆は1335gありました。ザルにあげて、水気をよくきります。
大豆は煮ると時間がかかるので、圧力鍋で蒸しています。この量だと、しゅんしゅんと鍋に圧がかかってから40分くらいでやわらかくなります。
指でつまんでつぶれるくらいが理想です。
大豆が蒸しあがったらザルにあげておきます。
少量の納豆(市販のものでも以前つくったものでも可)を小鉢に用意します。
大さじ1くらいで十分です。
そこに大さじ1〜2ほどの熱湯をそそいでスプーンでよく混ぜます。お湯がにごってどろりとしてきます。この水分だけを使います。ここに納豆菌が含まれていますよ。
ザルにあげた蒸し大豆に、この納豆菌入り水分をスプーンでまわしかけ、よく混ぜます。
全体にいきわたるようにしてくださいね。
かけた水分がザルから落ちてきて、水気がきれたら大きなボウルに大豆をうつしかえます。
こんもりと山のような形にします。
アルミホイルに数カ所の切れ目をいれて、ボウルにふたをします。
その上にキッチンペーパーをふわりとのせます。密封はしません。
横から見ると、こんな感じです。ボウルとアルミホイルに適度な隙間があります。
保温ができるクーラーボックスを準備します。適度な温度を保ちつつ発酵をすすめるために、完成までに何度かお湯を入れます。
そのお湯がボウルの底に直接ふれないように上げ底にします。わたしたちはザルを逆さにして、台として使っています。
その台にボウルを直接おきます。ボウルにタオルをまいて保温する必要はありません。
ボウルにからないように気をつけながら、1.5Lくらいの熱湯をクーラーボックスにそそぎます。キッチンペーパーは、水分がとびはねてボウルに入ってしまうのをふせぐためです。
24時間くらいで発酵がすすみ納豆が完成します。
その間に、最初と同じく1.5Lくらいの熱湯を3〜4回ほどたします。
クーラーボックス内に残っているぬるま湯はそのままにしています。大豆をかき混ぜる必要もありません。
お湯を足す間隔は適当で、気がついたときで大丈夫です。
自家製納豆の完成
以上のような手順で、納豆ができあがりました。
1183gありました。1キロちょっと!
毎日もりもり食べられる量ですね。冷蔵庫で2〜3週間ぐらいはもちます。
追記:1183gの納豆を作るのにかかった費用は2ドルちょっとです(オーガニック大豆代)。