とっても簡単で味わい深い鶏がらスープの作り方と使い方を紹介します。
鶏がらスープ? チキンボーンブロス?
最近、「ボーンブロス」が健康や美容に気をつかっている人たちに人気ですよね。
肉類の骨と一緒に香味野菜などを煮込んでとる「だし汁」のことですが、今回は鳥の手羽元や手羽中(Chicken Nibbles)を使っているので、「鶏がらスープ」としています。
オーストラリアのスーパーマーケットで売っているChicken Nibblesは低価格でも唐揚げにするとおいしいです。
息子が食べやすいように骨をはずしてしまうので、その骨を利用して鶏がらスープをつくっています。
このスープ、旨味がぎゅっと濃縮されていて、市販の鶏がらスープの素とはまーったくの別物です。
ぱきっとした完成された味ではなく、やわらか〜くてまろやか、上品な味わいがします。できた鶏がらスープに塩こしょうひとつまみすると、それだけで、びっくりするくらいおいしいですよ。
鶏がらスープの作り方
鳥の骨を用意します。我が家では手羽元や手羽中(Chicken Nibbles)から骨をはずしたものを使っています。
それから、生姜をひとかけとネギを適量。
鶏がら(このときは1kg弱でした)を水でざっと洗ったら、薄切りにした生姜、ネギ、ひたひたの水(2ℓ)と一緒に強火にかけます。
煮立ってきたらアクがでてくるので、丁寧にすくいます。
アクがとれたら弱火にします。
そのまま強火で煮込むと白っぽいスープに、弱火でやんわり煮込むと透明感のあるスープになります。
1時間でこのようになります。ザルにキッチンペーパーをしいてスープをこしたら完成です。
鶏がらスープの使い方
中華風の卵スープも大好きですが、今回は残り野菜と豆を加えたシンプルなスープにしました。
鶏がらスープ、にんじん、セロリ、玉ねぎ、スープ用にミックスされた豆を一緒に煮込みます。
塩こしょうで味を整えるだけの簡単な、そして栄養たっぷりのやさしい味わいのスープができました。
さいごに
骨は捨てる部分ですが、ひと手間かけると、滋味たっぷりのスープが堪能できます。