2000年にゴールドコーストへ移住してから、いろいろなものを手づくりしてきました。
米麹、お味噌、甘酒、お漬け物、ぬか漬け、納豆、キムチ、コンブチャ、収穫した野菜で佃煮、などなど……。
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こんにゃくもその一つです。
群馬県出身のお友だちと酔った勢いで一緒に作った(教えてもらった)こんにゃくが、あまりにもおいしくて! もう20年近く前のことです。
それ以来、アマゾンで「こんにゃく粉 国産 白雪特上 業務用 1kg こんにゃく粉1kg+凝固剤100g Konnyaku Powder Ground 1kg」を購入しては、オーストラリアでこんにゃくを手づくりしています。
一度にどのくらい作る?
我が家では朝ごはんのおかずの一つとして、毎日おでん風のこんにゃくを食べています。
ほかにも、お味噌汁に入れたり、ピリ辛に炒めたり、いろいろと使えますよね。
作ってすぐなら、刺身こんにゃくも楽しめます。
保存料を使っていなくても、冷蔵庫で1〜2週間は大丈夫なので、一度に作る量はけっこうたくさんです。
- こんにゃく粉……50g
- 70~80℃前後のお湯……1600cc
- 凝固剤(水酸化カルシウム)……2~3g
- 水(凝固剤用)……200cc
この分量で作って、約250gくらいの板こんにゃくが6〜7枚相当作れます。
手づくりこんにゃく・作り方とコツ
- 最初に、こんにゃく粉50gとお湯1600ccを混ぜます。糊状になるまで、5分くらい、よ〜くかき混ぜます。
- 1を30〜40分ほど寝かせておき、その間に水200ccに凝固剤(水酸化カルシウム)2~3gを溶かしておきます。溶けにくいので、しっかり混ぜるようにします。
- 寝かせたこんにゃくの素はかたまっているので、もう一度ざっくりと混ぜてから、2の水酸化カルシウム水を加えます。
- 水酸化カルシウム水を加えたら、どんどん重たくなりますが、むらがないよう、しっかり混ぜ続けます。けっこうな力仕事です。
- バットやタッパーなど型になる容器に入れて、表面が平らになるように上から押さえて整え、また30分ほどおきます。
- 水をかけながら、こんにゃくを容器から取り出して、適当な大きさにカットします。
- 沸騰したお湯でぐつぐつと煮て(30分以上)、アク抜きをしたら完成です。
- 冷めたら、茹で汁ごと容器に入れて冷蔵庫で保存します。
さいごに
青海苔やゴマ、紫蘇を入れると、また一味違ったこんにゃくが楽しめますし、海外在住の方なら、日本人のお友だちにおすそ分けしても喜ばれますよ。
作り方や手順は動画にしたので、ぜひご覧になってください。