ちょっと早いですが、クリスマスプレゼントをもらいました。ダイソンのヘアドライヤー「Dyson Supersonic」です。日本では「Dyson Supersonic Ionic」という名称です。
わたしはオーストラリアの電化製品屋さんの「Harvey Norman」で購入しました。「Dyson Supersonic HD03 Hair Dryer – Iron/Fuchsia」というもので、現在は$549になっていますが、$100引きのセールの最終日に決心しました。
そう、「決心」が必要でした。
いきなり値段のことになりますが、日本円でも5万円前後しますよね。「ドライヤーに、それだけ支払う価値はあるの?」「わたししか使わないのに、もったいなくない?」と、店頭で見かけて気になった日から2〜3日間は考えました。
結論は「買ってよかった!」
「悩むぐらいなら、早く買ったほうがいい。セール中なら、なおさら」というのが夫の考えでしたが、これまで使っていたドライヤーは数十ドル(数千円)のものなので、そりゃあ、悩みます。
でも結論は、買って大正解。「もっと早くに知っていたら……」と思うほど。
では、$549の価値はどこにあるのか?
まず、時間短縮になります。驚くほど早く乾きます。びっくりしました。
それから、髪質改善というか、「髪質、よくなってない?」という仕上がり。
うねり、パサつき、ごわつきなどが改善し、毛先までしっとり潤います。シャンプーやコンディショナーを変えたわけではなく、ただ、ダイソンのドライヤーを使っただけなのに、髪の毛の表面がつるつるするんです!
ダイソンのドライヤー、どこがすごいの?
まずは、その風量です。
わたしの髪質ですが、硬くて太い、うねりのあるくせ毛。量はかなり多い。パーマなしのあごラインのボブです。
これまでのドライヤーだと、洗った直後から乾かしはじめたら10〜12分はかかっていました。長かった頃なんて、30分とか?
ドライヤーそのものも重たかったし、熱いし、暑いし(12月のオーストラリアは真夏)、うるさいし、面倒なので、髪の毛によくないと知りつつ、ほぼ自然乾燥で、寝る直前に5分くらいドライヤーをあてていました。
それが、ダイソンのドライヤーだと、びしょ濡れの状態からでも3分ちょっとで乾きます(3段階の風速調整の最大、4段階の風温調整も一番熱い設定)。
試しに、風速はそのままで、風温を一つ下げみても、3分30秒しかかかりませんでした。
風が頭皮に直接にあたり、根元からどんどん乾いていきます。風量が圧倒的で、スキンケアのボトルに風があたると、倒れて飛んでいくほどです。
この速さだと、ドライヤーの使用を面倒だと感じることもありません。なんせ、以前の半分以下の時間ですから。
それから熱すぎないこともポイント。
これまでは、髪の毛をかきあげている手のひらや頭皮にドライヤーの熱があたると「あちっ!」となっていました。ドライヤー後の髪の毛もかなり熱くなります。
最後に冷風をあてても、それまでが熱いんですよね。
ダイソンのドライヤーは熱というよりも風で水分をふきとばしているので、そういうことがなくなりました。
だからなのか、毛先に向かって広がるようなごわごわした髪の毛だったのに、ダイソンのドライヤーを使うようになってから、というより使った直後から、もう、手触りがやわらかくしっとりしているのがわかります。
そして、音。これは以前に使っていたものとの比較なので、皆さんにあてはまるかはわかりませんが、わたしは小さく感じました。ダイソンの掃除機のようなキーンという音はしますが、使っている時間も3分ほどなので、まったく気になりません。
さいごに
ブローやスタイリングをする方用に、そしてカールしたヘア用に、それぞれアタッチメントがついています(合計4つ)。
「ジェントルエアーリング」という、細い髪の毛用のものを試してみましたが、低温でやさしい風になり、あの風量を感じられませんでした。わたしの髪質には、アタッチメントなしで、がんがん素早く乾かすほうが合っているようです。
決して安くはない買い物ですが、これだけ快適に使えるのなら、価値はあると思います。
ドライヤー後の髪の毛をさわるのも楽しいし(笑)。
誰も人の髪の毛をじろじろ見ることはないと思いますが、自分がハッピーになるのなら、価値はあるのかなと。
それから、赤ちゃんや幼子のお世話をしていて、洗髪後にゆっくりドライヤーなんてあてていられないという方にもおすすめです。とにかく時短ですから。
オーストラリアのオンラインショップのレビューもたくさん読みましたが、高評価が多いです。