オーストラリアでは新学年がはじまっています。息子は3年生になりました。
新しいクラスメート、先生、教室、ルーティンなど、子ども達にとっても保護者にとっても、心新たに楽しみな時期です。
一方で、ちょっと不安な気持ちを抱えている生徒もいるかもしれません。
担任の先生が配ってくれたGoodie Bag
新学年の初日、息子はグッディバッグを手にさげて笑顔で帰ってきました。
担任の先生がクラス全員に配ってくれたものらしく、中にはコアラの消しゴム、スティッカー(写真には写っていませんが)、パズルのピース、生徒の名前入りブックマーク、ペン、それから「smarties」というチョコレート菓子が入っていました。
思いがけずグッディバッグをもらったことで、緊張していたかもしれない子ども達の心も、多少ほぐれたのではないかな〜と想像します。
そして、ギフトの一つ一つに意味があり、先生からのメッセージが伝わってきます。
例えば、消しゴムには「間違ってもいいんだよ。クラスみんなで何を間違ったのか考え、学んでいきましょう」というメッセージ。
スティッカーには「みんながくっついて一つのチームになり、一生懸命がんばろう」、smartiesには「先生はいつもみんなのことをスマートだと思っています。それを思い出して、ベストをつくしましょうね」というような感じで。
思わず気分がほっこりしましたし、初日を迎える子ども達のためにこういう準備をしていてくれた先生の心遣いにも感謝です。
さいごに
日本で教育をうけたわたしには戸惑うこともいろいろあるオーストラリアの教育。息子の小学校生活も4年目になり(1年生の下にプレップがあるので)、冷静な気持ちで見守るゆとりがでてきました。
いいところがた〜くさんありますし、「ん?」と思えることですら、おもしろがって対応しています。
こんな細やかな気配りをしてくれる担任の先生ですが、わたしがお会いした印象は明るくて豪快なイメージ。そんな先生のもと、どんな一年間になるのか、いいこともそうでないこともいっぱい経験して、ひとまわり成長していくであろう息子に併走していきたいと思います。