我が家の庭の赤紫蘇、とにかく、よく育っています。
時期が過ぎて枯れてしまったものを刈りとるたびに赤紫蘇エリアがどんどん広がっていくので、大量に収穫できます。
紫蘇ジュースや紫蘇醤油など保存食にしていますが、今回は、おにぎりに大活躍するゆかり風赤紫蘇ふりかけにしてみました。
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収穫するときのポイント
ふりかけの食感をよくするために、できるだけ、紫蘇の葉だけを収穫するようにします。
葉と茎のギリギリのところをカットしていきます。この日の収穫高は170gでした。
赤紫蘇ふりかけの簡単な作り方
以前に別の作り方をして成功していましたが、この日はいろいろと立て込んでいたので、手間のかからない簡単な作り方を試してみることにしました。
まずは赤紫蘇の葉をよく水洗いします。
170gの葉に対して10%の塩(17g)を用意し、まずは半量の8.5gをまんべんなく振りかけてしっかりもみこみます。そしてぎゅっ〜と思いっきりしぼりながらアクを抜きます。
赤紫色のような黒色のような、なんともいえない色の水がでてきます。
一度水洗いをして、残りの塩(8.5g)をまぶし、再度、しっかりもみます。そしてまた、ぎゅっとしぼります。
そこにお酢(大さじ4)を加えて混ぜ、水気をきり、オーブンシートの上に広げます。この天板2枚分の量でした。
オーブンはファンをまわしながら80度に設定しておきます。加熱中は木べらをドアにはさんで密閉しないようにします。
こうしておくと早く乾燥しますよ。
この、木べら(Wooden Spoon)をオーブンドアにはさむ方法、こちらの料理番組で夫がよく見かけるそうです。
オーブン加熱中に隙間をあけておきたいとき、たしかに便利な方法です。
1時間半でここまで乾燥しました。
あとはフードプロセッサーで細かくします。
この時点で味見したのですが、塩気がたりないように感じました。
さいごに
以前はお酢に一晩漬けこんでから乾燥させたのですが、今回はその手順をはしょった簡単な作り方です。結果、紫蘇の香りは高いわりに、味がぼやけているというかしまりのないふりかけになりました。
おにぎりやごはんに混ぜるときに、塩をたしてお好みに仕上げるといいです。
「そろそろ紫蘇を収穫しておかないと!」「でも時間がない!」というときには簡単に保存食にしておけるので、この作り方がおすすめです。